- 1.Transportation and storage conditions are shown as T/S code (two alphabets and a number) of each product. The meaning of T/S code is as follows.
Initial alphabet: Storage condition after product arrival (A: 10~35 ˚C, B: 2 to 8˚C、C: below -15 ˚C)
Second alphabet: Transportation condition (A: 10~35 ˚C, B: 2 to 8˚C、C: below -15 ˚C)
Last number: Number of products packable in a minimal size parcel. - 2. For customers of outside Japan: This site is designed to charge transportation cost to each single order. So, if you would like order multiple number of products (including multiple order of the same products) and wish to minimize transportation cost, we recommend to order them from our other site, https://beacle.com/products_en/ by clicking “contact” form.
- 3. If you wish to purchase products that may exceeds more than 20kg dimensional weight, please contact us from our original site (https://beacle.com/contact_en/).
- 1. 注文頂いた製品の輸送は各製品に記載した輸送/保存コード(2つのアルファベットと数値)に基づいて行います。各アルファベットと数値の意味は以下の通りです。 最初のアルファベット:到着後の保存温度(A:常温保存、B:冷蔵保存、C:冷凍保存) 2番目のアルファベット:輸送時の温度(A:常温輸送、B:冷蔵輸送、C:冷凍輸送) 3番目の数値:一つのパッケージで輸送可能な製品数(輸送費はこの範囲の数であれば同じです)
- 2. 国外からの注文の場合:本サイトからの注文ではシステム上1つの製品毎に輸送料が必要となります。複数個(同一製品の複数個の注文含む)を購入する場合で、送料を抑えたい時は、https://beacle.com/products_jp/の“contact” form から注文されることをお勧めします。
- 3. 20kg以上の製品を海外に送る場合の送料に場合には、当社オリジナルサイトの問合せフォーム(https://beacle.com/contact_jp/)からお問合せ下さい。
説明
製品概要
Blocking SolutionsとしてウェスタンとELISA用にそれぞれ専用の4種類の製品を開発しました。ブロッキングはブロッキング成分で膜やプレートを覆うことで、抗体や抗原の不必要な結合を抑制し、非特異的シグナルを抑制する目的に使用されます。しかしながら、抗原・抗体は、それぞれ性質が異なり、また、検出法によっても非特異的結合が異なるため、最適な結果を得るためには測定系によってブロッキング剤を選択する必要があります。
当社ではウェスタンとELISAに分けて、それぞれ特性の異なる4種のブロッキング溶液を開発しました。なお、ELISA用のブロッキング液は固相化プレートを長期保存できるように設計されています。
製品コードの末尾に”-w”が付いているのはウェスタン用、”-e”はELISA用です。
ブロッキング剤の種類と選択の目安
ブロッキング溶液は以下の4種の構成です。 Blocking Solutionsには、以下の4種類の溶液があります。
c-Block:100%化学成分のブロッキング液。ウェスタンや抗体検出ELISAでは非常に高い性能を示します。
h-Block:カゼインベースのブロッキング液です。汎用性が高く一般的に利用されるものです。
k-Block:変性カゼインベースのブロッキング液です。安定した性能を示し、応用範囲が広い製品です。
b-Block:BSAベースのブロッキング液です。万能性が高い製品です。
Trial set:上記ブロッキング溶液をセットしたトライアルキットです。スクリーニングにご利用下さい。
ブロッキング剤の選択の目安を記載します。あくまでも一般則を示していますので、ご自身でトライアルキットを利用して確認されることをお勧めします。
ウェスタン使用時 ブロッキング剤としてSkim milkを日常的に使っている研究者がかなり多いと思われます。 Skim milkは万能性が高いですが、シグナルが非常に弱くなる場合が多くあります。以下に選択すべきブロッキング剤を示しています。太字は特にお勧めするブロッキング剤です。
①感度が足りない(多少のバック上昇は容認):k-Block, c-Block
②バックを下げたい(感度は十分高い):b-Block, h-Block
③日常的なブロッキング剤として使いたい:h-Block, b-Block
④リン酸化タンパク検出に利用したい:c-Block, b-Block
ELISA使用時 測定系毎に相性の良いブロッキング剤を示します。何れのブロッキング剤も長期保存が可能な成分を含んでいますので、固相化した抗原や抗体が不安定でない限り、固相化・ブロッキング後に、乾燥、遮光、冷蔵保存の状態で数ヶ月間は保存できます。
抗原検出ELISA
直接法(プレートにサンプル吸着した抗原を抗体で検出):c-Block, b-Block, k-Block
抗体サンドイッチ法(固相化抗体に結合した抗原を抗体で検出):k-Block, b-Block, h-Block
抗体検出ELISA
直接法(抗原を固相化し結合した抗体を標識抗体で検出):c-Block, b-Block, k-Block
抗原サンドイッチ法(固相化抗原に結合した抗体を抗原で検出):k-Block, b-Block, h-Block
本製品の特長
1. Ready-to-Useのブロッキング溶液
2. ウェスタン用とELISA用それぞれの専用ブロッキング剤を用意
3. ウェスタン用製品ではSkim milkを利用するより感度が上昇(注1)
4. ELISA用製品ではプレコートプレートとして乾燥することで長期保存が可能(注2)
(注1:当社保有の抗原・抗体セットによる検討結果です)
(注2:抗体や抗原が長期保存に耐えられないものは除きます)